2015年度産、カリフォルニア農産物統計局からの、カリフォルニアプルーンの収穫予想は、100,000トン(ショートトン)との見込みと発表されました。2014年度の104,000トンに比べ、4%減少しております。2015年度の総結実面積は、48,000エーカーを見込んでおり、昨年同様、変更はございません。事実上、カリフォルニアで栽培されているプルーンのほとんどは、"フレンチプルーン由来の品種"で占めております。この生産量予測は、2015年5月8日から27日の間、アメリカ農務省・アメリカ農業統計局の西部地区部署により、カリフォルニアのプルーンの栽培農家に対して行った調査に基づくものです。
この調査は、それぞれの調査員により、プルーンの栽培面積のすべてを網羅する無作為なサンプリングを行っております。また、このサンプリングは、カリフォルニア州全体のすべての栽培農家の収穫高予測の情報となる様、行っております。
聞き取り調査の質問は、2015年4月22日に栽培農家に郵送され、2015年5月8日必着にて返送お願いいたしました。無回答の栽培農家の方々には、架電をし、回答を得る様行いました。その結果、結実面積全体の49%にあたる、222の栽培農家から回答を得ることができました。
2015年度のプルーンの実の付きは、極めて良好ですが、初春の温かい気候により、小粒の実が多くなるのではないかと予測しております。本年度の収穫時期は、概ね8月中旬に行われる見込みです。
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